2011年3月11日に起きた東日本大震災。未曾有の地震と津波による膨大な被害を目の前に、日本中の誰もが下を向き、これから日本がどうなっていくのか不安を抱いていた時、ひたすら上を向いて歩き続けた男がいた。絶対に不可能と思われた、東北太平洋沿岸10ヵ所での花火同時打上げ。それを可能にしたのは、たった一人の男の情熱と、「いつまでも下を向いてはいられない」と立ち上がった現地の人々の生きる力だった。
密着900時間の映像をもとに描かれる、情熱と真実のドキュメンタリー!たくさんの人の想い、祈り、希望、夢が詰まった奇跡の花火が、スクリーンに打ち上がる。