2013年秋、『シレンとラギ』がゲキ×シネとなって帰ってくる。10年目を飾るにふさわしい最新作として、進化した映像と音響で、これまで以上の臨場感あふれる作品に仕上がった。演出いのうえひでのりが「“神様からのギフト”たれ」と祈りを込め、作中島かずきが「このラストが書きたい」という願いを込めて世に発した『シレンとラギ』は、いのうえ歌舞伎に新たな歴史を刻んだ作品となった。華麗な幕開きから、シレンとラギの濃密な愛のシーン、ゴダイの残虐な攻め、そして汗の煌めきで一幅の絵を見るような迫力と美の同居するラストシーンまで、瞬きする間もない、怒涛のゲキ×シネが今はじまる。